有り難いからありがたい

人とのつながり
nyochiによるPixabayからの画像

昨日から友人が泊まりに来ています。
高速バスで来たのですが、案の定GWの渋滞に引っかかったようで、1時間以上遅れての到着となりました。
まだかまだかとそわそわしている子ども達は「○○分の電車で着くって」と言うと、5分もかからない距離を迎えに行くのに、連絡があった途端、到着の20分近く前に家を飛び出していきました。

前にいた家でも頻繁遊びに来たり泊りに来たりしていたせいか、子ども達の中では完全に家族枠です。久しぶりに会う大きなお友達に、子ども達は大興奮です。

迎えに行ってからも、電車の到着時間から5分もかからずに帰って来れるはずなのに、1時間近く帰って来ない…。
迎えに行こうかと思った頃にようやく帰宅した3人は、駅からうちまでの間にあるお寺に寄って、本堂に行ってお参りをし、納経所にも寄り(友人は近くにそんな有名なお寺があるとは知らず御朱印帳を持って来なかったので、御朱印だけ書いてもらったので帰って貼り足すそう)、子ども達は何故財布を持って行っていたのか、お小遣いでお守りを購入し、納経所と繋がっている大師堂に入り弘法大師像の拝顔をし…、お寺を満喫して帰ってきました。

お母さん、本堂にお参りするだけかと思ってたよ!
(境内を通ると家の近道にもなるので、お参り用のお賽銭は渡してました)

その後も、子ども達は友人から離れません。二人とも代わる代わる絡みつきおんぶお化けになっていました。(君たち…もう、友人とそんなに身長も違わないのわかってる?)

家族とも顔見知りなので、皆で仲良く夕飯を食べ…。
子ども達が寝静まってから、ゆっくりと話をしました。

友人には前の家に泊まりに来た時に、お酒の勢いで夫の浮気の話はしていましたが、病気のことまでは話していませんでした。
このblogを読んで、かなりの衝撃を受けたそうです。

「近くにいたのに何もしてあげられなくてごめんね」「言ってくれたら、掃除だってご飯作りにだって来たのに」と言ってくれました。
その頃の私は、再構築の可能性がある間は誰にも話すつもりがなかったので、夫の浮気の話もお酒の勢いで話してしまっただけでした。

その頃は、思考能力も落ち、自分が消えることばかり考えていたので、誰かに助けを求めるという発想すらなかったのです。
確かに前の家で、一時期でも共に住んでいたことのある彼女なら、きっと実情を知っていれば、仕事が休みの度にうちに来て家事を手伝ってくれたでしょう。
子ども達に辛い生活を送らせながら、そんなことも考えられないほど、思考能力が落ちていたのだなぁ、としみじみ思いました。

翌朝も、早起きな息子は学校がある時と同じく5時半には起きます。しかも今日は土曜ということで早朝から見たいテレビが目白押し。
休みの日は早く起きる息子と、8時過ぎまでダラダラ寝をする娘の朝食をその度に作るのは大変なので、自分達で好きにパンを焼いたりシリアルを食べたりしてもらっています。
(たまにタイミングよく母に出くわすと卵やウィンナーを焼いてくれるのだとか)

今日は友人もいるからか、寝坊助な娘も6時過ぎには起きたので、GWに入って久しぶりに朝食を作りました。
学校がある時は6時には朝食を食べ、1時間近くかけて登校し勉強を頑張ってもらう為に、栄養バランスを考えた食事になるように気をつけています。(後、食べるのが遅い娘対策も…)

なので、久しぶりに作る朝食は、無意識にいつもの朝ごはんでした。
ウィンナーを縦半分に切ってから斜め切り、人参、玉ねぎ、キャベツは千切りに、しめじを裂いて入れて、クレイジーガーリックで軽く味付けをして炒め、丸く開けた隙間隙間に卵を落とし、上からとろけるチーズをかけて、蓋をして卵が半熟になるくらいまで置いておく、pam風『巣ごもり卵』。
野菜は冷蔵庫にあるものを毎回適当に入れるので、大根が入っていたり小松菜が入っていたりえのきが入っていたり、その度に違います。
でもウィンナーと卵でタンパク質、たっぷり野菜ときのこでビタミン類と食物繊維を、最後のチーズで乳酸菌を、とできるだけ栄養のバランスが良く、かつ半熟卵ととろけるチーズの効果で野菜類がまとまって、子ども達にも食べやすい仕様になっています。
後は、娘がご飯で、息子はパン、友人もパンでした。
メインさえ作っておけば、主食(炭水化物)は自由にどうぞ~、な家庭です。
ただ、娘が朝はご飯派、息子が朝はパン派なので、どちらにも合うおかずに落ち着いただけですが…。

食事の後は、小柄な友人に私が激ヤセしていた時に着ていた服を譲る為に、プチファッションショーをしてみたり。その勢いで見つけた私の学生時代の卒業アルバムを見てみたり…。
子ども達は相変わらず友人にじゃれついて背中に張り付いていましたが、…明日の友人が筋肉痛になっていないかが心配です。

その後、駅までは父が来るまで送っていってくれるということになりました。

友人は帰り際にギュッとハグをしてくれました。
先日来てくれた友人達も、会った時、帰る時にギュッとハグをしてくれました。
ハグってなんだか言葉にならない不思議な気持ちを伝えてくれますね。
心配してくれていたこと、会って安心したこと、頑張ったね、辛かったね、共感し励ましてくれている思い、大丈夫だよ、何かあったら力になるからね…。
ギュッと抱きしめられるだけでいろんな気持ちが伝わってくる気がします。

私も駅まで見送ろうとしたのですが、母から「朝から頑張ってたからそろそろ電池が切れるはず」と言われ、おとなしく門扉前までのお見送り。
私の代わりに娘が一緒に車に乗って、駅までお見送りに行ってくれました。

そして案の定、私はその後前後不覚に陥り、気づけば「お昼だよ」と娘に起こされていました。
記憶にはありませんが、どうやらリクライニングチェアまでは辿り着いて、そこで力尽きたようです。
たぶん車に乗って一緒に見送ろうとしていたら、駅に着くまでに沈没してたでしょう。
流石母です。

実家に帰って来てから、今までたくさんの友人が訪ねてきてくれました。
何年も会ってない友人も、実家に帰ったと聞いて顔を見に来てくれました。

大切な家族は失ってしまったけれども、たくさんの友人達の愛情に気付かされた1年でもありました。

きっと、薄っぺらだった夫の愛情よりも、友人達の愛情の方がずっとずっと広くて深い。
何度も言っている気がしますが、本当に私は恵まれています。

ありがたいは、有り難い。有り難いことだから、ありがたい。
なのにこんなにたくさんの有り難いご縁に恵まれて、私は本当に幸せ者です。

皆の優しさが、私がまた前を向いて歩きだそうとする勇気をくれます。
消え去ってしまいたい気持ちがどうしてもなくならない自分を、それでも慈しみ、必要としてくれている人がいることを思い出させてくれます。

ありがとう、皆、大好きです。心配かけてごめんね。ありがとう。
言葉にならない、全ての事に感謝を込めて…。合掌。

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